しましま。ろぐ。

煩わしくも愛おしい日々をひっそりと綴ります。

昨日、書いたように

 Hatena Blog の公式トップから、おすすめ覧の言葉の海にダイブしてみた。ここには「書くこと」に特化した猛者の皆さんが集うという。

マウスの背輪をスクロールさせながら、言葉の羅列を流して、見る。

ちょっとやそっとの動体視力では、それらの導入文章を眺めるだけでも目が滑ってしまう。ここは言葉の海であるな。「理性を失うのが最もよろしくない」と本能的に察知してしまう。とにかく落ち着け、自分。

 

求めているのは、超個人的な思考による文章。

(……と、願わくば初心者ライクでピースフルな場所)トピック・カテゴリー、記事のタイトルを頼りに乱読してみた。

うっかり読み始めてしまうと「書く」時間を忘れてしまいそうになる。程々にしなければいけないな。そんなふうに自戒しても「いいね」したい文章には意図せず出会ってしまうものです。

 

自分好みで「これはっ……!」という文章に出会うと、すごく気持ちが高ぶる。その高揚感はちょっと尋常ではないくらいにすごいので、端的に表すなら「ワーイ!!」と発声しながら、背中に羽を生やして舞い上がる感じ、になる。

どうしようか。このままでは、目前の文章をしっかり読めそうもない。だけど、じっくりと味わいたいという欲がある。だから、どうしても後で読もうとする。

 

後で読もうと思うのだ。けれども、読み始めてしまう(読んでしまうのだよ!)。気が付けば、どんどん言葉の深みにはまって埋没してゆく。図らずも、のめり込んでいく感じが、自分には快楽なのだな。改めて思い知る。

 

顔も知らない誰かの、思考から生まれ落ちた言葉や文章は、ふいに私のもとに届けられる。どこからともなく浮かんできて、通り過ぎ、ときには集積されていく。こんなふうにして自分の書いたものも、誰かに届けられているのかもしれない。

「書くこと」が好きな皆さん、どんどん書いてください。私も稚拙ながらコツコツ綴っていこうと思います。「書くこと」が好きな、知らない誰かの日々を想います。

 

 

「書くこと」が好きな皆さんの、人生の断片を見せてくれてありがとう。