わたしの好きな美容師
わたしが先送りにしがちな事のひとつに、ヘアサロンの予約というものがあります。予約というのがどうしてもスッとこなせない。
もともと「身だしなみ」を整える程度にしか利用しない場所なので、コロナ禍で籠りに籠っていたときなどは、髪をひっ詰めて頭頂部に束ねていたました。そうですね、当時は普段の2割増しくらいにサムライ度が上がっていました。
今通っているサロンは、それなりにお支払いをしています。これは、言ってしまえば「しゃーなし(仕方なし)」です。本音を言えば、もっと安価に済ませたいのです。
しかし「もっと安価に済ませる」には、こちらにある程度の専門知識が必要となります。ビジュアルに対し、さほどこだわりのない者には、そんな知識はないも同然。そのことを大前提にして、更に。
陰キャのわたしが、仕上がりの事故を未然に防ぐことは難しいだろうと。
これらを「しゃーなし(仕方なし)」と「もっと安価に済ませる」の間で散々考え抜いた結果、総合的に判断を致しました。
この(価格帯)サロンであれば、こちらにそういった知識がなくても、美容師さんが心得てくれているので、それなりには仕上げてくれる(だろう)という安心感があります。そんな、いつものサロンを無事に予約を取り付け行ってきました。
トレンドなどにも、当然のように疎い管理人は、それこそ「今どき」などには一切構わずに注文をしています。仮に、もし万が一。あまりにもわたしが無茶ぶりをしてしまった場合。
間違いなくニッコリと微笑んで「こちらはいかがですか」と優しく修正をかけられます。「似合わせが下手なんて言わせない」という矜持を感じます。そんな彼らのことを、わたしは尊敬の念を込めて「プロ美容師」と呼んでいます。心の中で。
そんな有能なプロ美容師。不器用なわたしでも再現できるように、あちこち鋏を入れてくれました。色いろ説明を受けたと思いますが、そういった細部を気にかけてなかったこともあり覚えきれませんでした。
詳しいことは「なるほど、分からん」でしたが、手持ちのスタイリング剤でも対応できるようにして頂いたので助かりました。
今日のブログは書いてて楽しかったなぁ……