しましま。ろぐ。

煩わしくも愛おしい日々をひっそりと綴ります。

そんなに? ver. ina

地元のホームセンターまで買い出しに行く日。

 

目的地の途中に役所があるのですが、その場から出ようとする車が前方。それから、この車が出ないければ、進めない車が後方に並んでいました。

出ようとする方の車を仮にDとします。D車は少しもたつくタイプの運転でしたが、許容範囲内の運転技術。それに続いて後ろに並んでいた方をQとしてください。

 

まず、D車が出口付近で、ほんの少し停止しました。ちょっと(もたつい)慎重に、発進した訳です。皆さんの地域は(そうじゃないといいな)分かりませんが、こちらは少々せっかちな人が、そこそこ住んでいる居る地域性なのでした。

 

それで、案の定というのか、後方のQ車がクラクションを2回鳴らしたんですよ。焦ったであろうD車は先に出るものの、後方のQ車に道を譲るように脇によけたのです。

もちろん先を譲られたQ車は、結果としてD車を追い越すのですが、素直に追い越さない。わざとらしく暫く待機して、その間中ずぅーっとクラクションを長押ししたままでした。nanisore.否な感じ。

 

いずれも主観によるとは思うのですが、個人的には「そんなに怒ることなのかな?」と感じてしまいました。もっと書くなら、こちらは見たくもない悪意を、一方的に見せられているようで、とても嫌な気持ちになりました(繊細か)。

 

なんだかこの頃、こういう風潮・傾向があるような気がしませんか?

 

あらゆることが合理的に進められて、選択肢が増えたりしている(ように見せている)社会。でも、その裏側で閉塞感と抱き合わせになった感情の澱みたいなものが、あちらこちらで臨界点をむかえて噴き出しているようにも思われます。だから、世界が殺伐としているのでしょうか。

 

そんな訳で、Q車は周囲がざわつき始めると満足したのか、その場を後にしました。

(違うver.は別日に更新します。)